入院前に病院から受ける説明事項

手術を受ける人は必ず受ける、麻酔について

入院する人、と言っても人によっては検査入院という状態を確かめるためのものもあります。それでも医療費は掛かってしまいますが、そのケースと実際に入院・手術を受ける人とでは段取りや医療費、その他諸々がかなり違ってくる。正直なところ、筆者はもう入院なんてしたくないと思ったほどだ。あんなに大変だなんて知りもしなかったと、痛みが奔る身体を押して手続きなどをしなければならなかったのは、本当にしんどいと感じたものです。けれどやっておかないと後がもっと面倒になるのが目に見えたので、頑張った。実際、退院後は術後から数えてもまだまだ万全に身体を動かせる状態ではなかったので、ほとんど家でじっくりと療養する日々が続いた。なら先にやるに越したことはない、結果論から言わせてもらえば前倒し出来ることは全て入院前に片付けておこう。

そういう意味で手術を受ける、ということにもきちんと理解をしておきたいところだ。この時の入院が筆者自身、初めての入院であり、初めての手術だったのだ。初めて尽くしでかつ、身体を裂かれるというのは底知れぬ恐怖を覚えたものです。治るために必要は事とはいえ、やはり慣れない状況にその身を置かなくてはならないというのもあって不安は募るばかり。また、初めてな人ほど色々と不安に思う点があります。手術では意識がある状態で受けることはない、現代においては。かつては患者を眠らせて行う『麻酔』というものがなかった時代を思えば、まだこの時代に生まれてよかったと色々と思い知らされる。

ただこの麻酔についても、入院前から然るべき説明を受ける必要があります。筆者も、その説明を受けるために入院が差し迫る1週間前に病院を訪れた。

麻酔科の医師による説明

手術を受ける人はここでもきちんとした説明をしてもらった後、麻酔について適切に知ってもらうために専門科医の先生が教えてくれます。この時、麻酔に対する『同意書』に念書することで、当日は麻酔について理解した上で手術が受けられるようになるのだ。なのでここで念書していなかったら、手術が受けられないという考えられない展開になりかねません。中にはあまりの恐怖と偏見から断固として手術は受けない、なんて困った患者もいるかもしれませんが、それも過度な不安に思うことではないのです。

この時、またしても筆者はインターネットで色々と調べてしまった。初診日に当日まで目を通しておかないといけないもの、念書しなければならない書類が山ほどあったのでそれの整理もあって、少し魔が差したのかもしれない。そこで見た情報がちょっと引っかかる事が多かったので麻酔についての説明を受ける際に先生に質問すると、返って来たのは『そこまで心配する必要はないですよ』とのことだった。やっぱりインターネットの情報を過度に信じるとろくなことにならないと、この時思い知らされたものです。

ですがやはり知っておかないと行けない事はあり、また麻酔をすることである程度の副作用が出ることも頭に入れておかなければならなかった。

全身麻酔の副作用について

大抵の手術の場合は全身麻酔を行います、投与することによって意識は完全に途絶えて、例えメスで身体を切り裂かれても痛みなどで目を覚ます、身体が反射することも無くなるのです。通常の眠りでは出来ないことでも、麻酔を使えば滞り無く手術を終えられる、しかしその分だけ術後何かしらの影響を及ぼす事もあった。

麻酔をして起こるかもしれない合併症として挙げられている症状は、次のようなものだ。

  • 嘔気嘔吐
  • 嘔頭痛
  • 声のかすれ
  • 反回神経麻痺
  • 歯牙損傷

と言ったものになります。筆者は術後嘔頭痛になり、数日で治ると説明されたが、痛みを感じなくなるまで1ヶ月近く掛かったという余談がある。嘘つき、なんて思ったりもしたが無事に終わったことを思えばまだいいだろう。

上記の症状は特に女性がなりやすいとも言われていますが、そこまで重度の症状ではないため一重に耐えるしかないという。術後の傷口が痛むという問題もそうですが、麻酔の副作用でしばしば耐え切れないと叫ぶ人も、もしかしたらいるのかもしれません。

色々と言われる件

インターネット上の情報を探していると、麻酔をしたら死ぬかもしれないというものを見つけた際には何事、と思った。調べてみると、ある特例において重度の障害が生じ、患者が死亡するという実例が存在しているという。しかしそれも長い医療の歴史において、実のところかなり極小の可能性だ。麻酔技術が生まれてから患者死亡という最悪のケースに発展したのは、僅か1件のみ。またその他、死亡に繋がりかねない重度の副作用についても今ではほとんど生じることはないと、医師からの説明で断言されました。

それでも発生する可能性はある、その原因は患者が医師に対してきちんと身の回りにある些細な点を説明していなかったという事が重なってのことなのです。アレルギーはもちろん、手術とは関係ない持病を説明していなかったせいでそうなったとなれば、患者自身の責任にも繋がっていく。

麻酔については、術前に専門医との対談によって不安を解消し、当日万全な状態で手術を受けられるようにする。これもまた必要な段階となっています。

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