ここでやっと必要な物を用意する

入院道具は3日前で十分

実際に入院した体験で言わせてもらうと、入院期間に適した持ち物を用意するというのはどんなに早くても3日前から取りかかれば十分。2週間以上も先という段階で、いきなり入院当日に持ち込む荷物を全て用意する、というのはあまり現実的な話ではありません。筆者はその頃、限度額適用認定証の発行に必要な書類集めなどに必死になったり、または会社とどのくらいの期間入院し、そのご復帰できるのかの調整などに追われていた。入院時に必要な準備など、真っ先に後回しにした物です。

お金の問題もあって、込み入った話もありましたがそれでも何とかなった。ただ3日前から支度を始めたとはいえ、それでもあちこちに買い物をしに行ったのであいも変わらず身体が痛いのに酷使していた。おかしいなぁと思ったが、単身者が入院するとなったらやらないといけない事が目白押しなんだなぁと思い知らされたものです。親から手伝おうかとも言われましたが、それはそれで申し訳なく、まだ辛うじて身体が動いたので出来ることは全て自分でした。

入院生活というと、色々と偏見なども含めて見るととにかく、用意できるものは用意しておいたほうが良いという点だろうか。当日、筆者は何を血迷ったのか計3つのカバンを病院に持ち込んだ。退院してから思ったのは、こんなにいらなかったかもしれないともう少し取捨選択をするべきだったと後々後悔したものです。それも後に見舞いに訪れた親に持ち帰ってくれと頼んだので退院当日は荷物を少なく出来たが、それでも多かったほうかもしれない。

入院時に必要な道具、また持って行って損はない道具について色々意見はあります。ただ必ずしも全て自分で用意しなければならない、というわけでもないのだ。

最低限必要なものとは

入院生活で必要なものといえば色々あります、筆者が用意してくれと病院から頼まれたのが『尿とりパッド』についてだ。腰の手術をする際、患者は術後絶対安静となって身動きができなくなる。それはベッドから起き上がれないという意味であり、その際に尿とりパッドが必要なのです。とはいえ尿をそこにするのではなく、尿管と呼ばれる道具を性器に挿入しているのでその点については心配不要。どうして必要なのかというと、看護師がそこを掃除する際に水でベッドが濡れないようにするための道具なのです。

筆者の場合はこの一点だけは自分で用意してくれと頼まれたので、それ以外の手術をする人たちは病院から何が必要かをきちんと聞いておかないといけない。

ではそれ以外に必要なものはあるかというと、ざっと挙げるとこんなところだ。

  • 衣類
  • 下着
  • 食事道具・湯のみ
  • タオル
  • 洗面道具
  • 室内履き

よくあるものですが、特に衣類で注意するのが『寝間着が前開きのものである』ことだ。これは諸々の作業をする際に、邪魔にならないので出来るのなら用意しておく。もし用意できなければ、有料ではあるが院内で支給されている病院服でも良い。この病院服も、自分で着替えられる様になれば私服へ切り替えられるので日数分に応じた代金を支払うようにも出来る。実際筆者も絶対安静時は病院服で代用し、起き上がれるようになったら私服での生活をしていた。

その他にも箸などの携帯できるタイプの道具や湯のみ、さらに洗面道具なども一式用意します。ここで挙げた室内履きについてですが、入院先によってはスニーカーでも良いと指示されるので、それに従おう。

持って行って損がないもの

ある意味、これが肝心だと考えている人もいると思いますが、入院してやっぱりそうなんだなぁと思ったことがあります。入院していると時間が長く感じます、それこそ1日ってどうしてこんなに長いんだろうと。要するに、ぶっちゃけ暇という問題に晒されてしまうからだ。筆者も入院当日・手術当日を除いた期間は、特定の作業が入らないかぎり時間が長く感じたものです。そういう問題を解消するため、病室にはテレビなどもあるので視聴して時間を潰すなどしなければいけなくなる。

だからといって流石にテレビだけでは時間は潰せないので、持ち込める人はこういうものも持ち込んでおくと良い。

  • 小説などの書籍(漫画は出来るだけ避ける)
  • スマホ
  • DVDプレイヤー
  • 携帯ゲーム機

時間潰しにこれ以上ないくらいのものだ。絶対安静時はただ寝ているだけ、というと聞こえは良いかもしれませんが、起き上がれないので外に出ることすら叶いません。ベッドから起き上がれず、窓の外を見ることすら数日間は辛かったほど。そんな時、スマホや携帯ゲーム機で退屈な時間は常に紛らわしていたものだ。こういう時ほど文明の利器があると便利に感じます。

他にも色々と

持ち込むものとしては、人によってあれも欲しいという物はあるものです。男性でいうところの電動カミソリ、女性でいうところのヘアアイロンといった物だ。これも持ち込もうと思えば持ち込めます、ドライヤーに関しては院内に用意されているものがあるので代替出来る。流石にドライヤーの持ち込みに関しては無理があるので、なるべくヘアアイロンまでにとどめておこう。

多いと困る、多いだけ困らないのジレンマ

入院時、荷物は少ないに越したことはないとは言う。しかし暇つぶしの道具や着替えなどとなれば、必然と増えてしまいます。少ない人もいるでしょうが、自然と増えてしまう人がほとんどだろう。多いと困って少なすぎると逆に困る、この辺のさじ加減が一番難しいところだ。もし出来るなら入院時、親や妻、夫といった人に必要は物を持ってきてもらい、そして持って帰ってもらうというのをしてもらえるならそうしよう。

入院時が1とするなら、退院時に荷物が5になっていた、なんて事もありえるので荷物の扱いには要注意だ。

知っておきたい、入院から退院までの流れ