手術を控えた患者がすること

手続きが終わった後

入院手続きを受付で済まし、病棟の方へ移動して退院までの流れを一通り説明し終えたら、やっと病室へ移動します。内心はこの時点で入院も楽じゃないんだなぁと染み染み思いましたが、次の日に控えた手術を前に患者にはやらないといけないことがあります。案内された病室、4人部屋になりますがかなり個人のスペースは広めに取られていました。新しく新設されたばかりの病棟だったこともあり、筆者は2週間前後の入院生活において苦すること無く過ごしていたものです。

荷物をおいて一息つき、付き添いで来ていた父は帰ろうとしますがその後に控えた先生からの説明が控えていたので、まだ帰れませんでした。おまけに筆者にも最終的な状態確認をするため、検査を行うという。身なりを楽な格好、ジャージに半袖Tシャツへと着替えて検査場へ向かいます。入院前に必要なことは済ませていたので時間は要しませんでしたが、それでも混雑していたので別の意味で時間は掛かりました。

ちなみに当日は朝10時前後に尽きましたが、諸々の諸手続きも含めると気付けば先生の説明が始まる17時ごろまであっという間だった。先生から明日に控えた手術と、今回切除することになる腰のヘルニア部位をどうするか、そういった説明が行われます。そしてその場で最終確認として手術を受けるという同意書にサインします。これで明日へ向けての準備は整い、父は帰宅して筆者は病室に戻りました。

この時、明日には手術するんだという実感こそあったが不思議と緊張を感じなかったのを覚えている。鈍いのかどうかは分からないが、1つ言えるのは主治医の先生が信じられたから、これが一番大きかったかもしれません。

夜までの時間

全て終わり、就寝時間までにすることですが全く何もありません。そのため、この時点で私物を広げて暇つぶしを開始しました。といっても、18時から食事の時間だったので荷物整理も含めた最小限のものに留めます。既に手術後は案内された相部屋に戻るのではなく、個室への移動が確定していたので翌日までもうそんなに時間もなかったため明日の時間まで入用なものだけを出すだけにしました。片付けは基本自分でやるので、やり過ぎると自分が面倒になるだけなのでご注意を。

そして夜、18時を迎えて初めての病院食を堪能することとなります。

病院食に対する偏見

さてここでよくありがちな病院に対する偏見を一つ挙げてみる。これはかなり気になっていたことだが、度々インターネットや人づてに話を聞いていく中で誰もが共通して病院の嫌なところとしてあげていたのが、食事についてだ。端的に言ってしまえば『不味い』の一言だ。

ストレート過ぎるでしょうが、それはしょうがないこと。何せ病院は患者本人の体調などを鑑みた、バランスの取れた栄養を補充できるようにと献立を考えている。栄養士さんが計算した人間が一日に摂取していいカロリーと栄養素を必要量摂取できるようにする、これが病院食の鉄則であり原則だ。そのためジャンクフードなどのカロリーなどと気にする以前の食事は摂取できないのだ。ただお菓子などは糖尿病などを患っていなければ、購入して食べて良いと言われているのでそこはケースバイケースで対応しよう。

実は地味に病院食のまずさが本当かどうか、自分で検証してみたくてワクワクしていましたが、出された物を見て少し意外と思った。何処の家庭でも見かけるような食事で、ご飯に主菜と副菜、それからデザートと牛乳、それにお茶が付いた何とも理想的な食事が並んでいた。

メニューについては深くにも記し忘れていたので詳しく覚えていませんが、一つだけはっきりしているのは『予想以上に美味しかった』ということです。

病院ごとに差はある

病院食って意外と美味しいじゃんと思いましたが、これも一重にそうだと断言できるわけではありません。やはり病院ごとに差があり、筆者が入院した病院では美味しかったというだけの話で、他の病院では例外なくまずくて話にならないと述べている意見も見られる。こればっかりはどうにかなるわけではない、ただ栄養管理とカロリー計算だけは完璧なので、ダイエットと思って耐えれば良いかもしれません。

実際病院生活は痩せられると別の意味で評判を呼んでいますが、ここでも筆者はまた別の意味で苦しめられる事になります。

食事制限がスタート

夕方の食事はペロッと完食します、美味しかったというのもありますがこれには理由があります。実は19時以降、特定の水分以外を摂取してはいけないと病院から指定されていたのだ。しかもそれは次の手術が終わり、翌々日まで断食しなければならないというおまけつき。

苦しそうと思いますが、それほど大変だと感じることはなかった。とはいえ、流石に手術した次の日の朝はお腹が空いて食事の時間が待ち遠しかった。制限がスタートした後は就寝時間がやってくるまでベッドで静かに過ごし、そして就寝します。

疲れていたのもあってその日は恐ろしいくらいすぐに寝付けたので問題ありませんでしたが、ここでも相部屋ならではのトラブルや心身的な疲労を感じるという人もいる。

知っておきたい、入院から退院までの流れ